日本地質学会トピックセッション「深海科学掘削50年,過去—現在—未来」

日本地質学会第125年学術大会(2018札幌)において、トピックセッション「深海科学掘削50年、過去―現在―未来」を共催します。

演題登録・要旨投稿受付:6月13日18:00〆切(締め切りました)
事前参加登録受付:8月10日18:00〆切

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セッション番号・名称

T4. 深海科学掘削50年,過去—現在—未来

世話人

倉本真一(JAMSTEC地球深部探査センター)・芦 寿一郎(東京大)・黒田 潤一郎(東京大大気海洋研)・辻 健(九州大工学研究院)・森下知晃(金沢大)・諸野祐樹(JAMSTEC高知研)

概要

深海科学掘削の歴史は,DSDP(Deep Sea Drilling Project)から数えると今年で50年目となり,半世紀の歴史を積み重ねてきた.極域を含む世界中の海域での深海掘削により,地球科学の第一級の命題を解き明かしてきた.初期の成果は,プレートテクトニクスの証明に始まり,グローバルからマクロまでの気候変動史,地震・津波発生場である付加体構造や火山活動史などの解明に寄与してきた.また海底下生命圏の研究も最近では盛んに行われるようになってきた.ODPまでは1船体制で行ってきたが,2003年からは3船体制で,様々な海域で地球深部までの掘削が行われるようになった.半世紀にわたる深海掘削計画が続いてきた理由は,仮説実証型のプロジェクトであり,物質科学としてのアプローチが評価されてきた証でもある.地質学が果たしてきた役割は非常に大きい.一方,過去の歴史を掘り起こすだけでなく,今を観測する試みも成果を上げてきている.掘削孔内での高精度の地殻変動観測は,地質学と連携して様々な時間スケールでの地球の動きを明らかにしようとしている.このように学際的な広がりを見せる深海掘削の過去から現在までの成果を概観し,今後の方向性や可能性などを提案・議論するセッションとしたい.地質学会125周年記念大会が,深海掘削50年の歴史と将来を俯瞰するメルクマールとなるであろう.

 

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