Exp. 372 Creeping Gas Hydrate Slides and Hikurangi LWD

航海概要

航海概要

テーマ

Creeping Gas Hydrate Slides and Hikurangi LWD

プロポーザル#841-APL2>>こちら
プロポーザル#841-Add>>こちら
プロポーザル#781A-Full>>こちら(フルバージョン)

Scientific Prospectus>>To be published

航海予定期間

2017年11月26日~2018年1月4日

掘削船

JOIDES Resolution

乗船/下船地

Fremantle, Australia / Lyttelton, New Zealand

掘削地点

372-hikurangislides

科学目的

Expedition 372 has two primary objectives. These are (1) to investigate the relationship between gas hydrate and underwater landslides (IODP proposals 841-APL2 & 841-Add); and (2) to characterize sediment and fault zone structures and physical properties associated with recurring shallow slow slip events along the Hikurangi subduction interface (IODP proposals 781A-Full & 781A-Add).

Submarine slides are thought to occur as catastrophic events, and as such pose a significant geohazard potentially causing tsunamis and damaging seafloor installations. Dissociation of gas hydrate has been proposed as a driver of seafloor destabilization, but there is evidence that gas hydrate itself may lead to seafloor weakening through creeping seafloor deformation. We will test the hypothesis that interstitial gas hydrate, like ice, may exhibit viscous behavior leading to slow deformation as observed in terrestrial rock glaciers. Alternatively, permeability reduction from gas hydrates may lead to overpressure, hydrofracturing, and seafloor weakening. To elucidate how gas hydrates promote creeping behavior, we will collect logging-while-drilling (LWD) data at three sites as well as APC cores, pressurized cores, and penetrometer data at one of the LWD sites.

As described for Expedition 375, shallow slow slip events (SSE) along the Hikurangi margin provide the opportunity to investigate the physical processes and in situ conditions that govern the spectrum of fault slip modes through a combination of LWD, coring, and continuous monitoring. On Expedition 372, we will acquire LWD data at a series of sites that will be cored and instrumented during the subsequent IODP Hikurangi Subduction Margin Expedition 375.

JRSOのページ>>こちら

共同首席研究者

Ingo Pecher

J-DESCからの乗船研究者
氏名 所属 役職 乗船中の役割
尾張聡子 千葉大学 大学院生(博士課程) Inorganic Geochemist
高下裕章 東京大学 大学院生(博士課程) Downhole Measurements/Physical Properties Specialist
Hung Yu Wu JAMSTEC 技術研究員 Downhole Measurements/Physical Properties Specialist

乗船に関わるサポート情報

乗船研究者としてIOから招聘される方には乗船前から乗船後に至る過程の数年間に様々なサポートを行っています。主な項目は以下の通りです。

  1. プレクルーズトレーニング:乗船前の戦略会議やスキルアップトレーニング
  2. 乗船旅費:乗下船に関わる旅費支援
  3. アフタークルーズワーク:モラトリアム期間中の分析
  4. 乗船後研究:下船後最長3年で行う研究の研究費

乗船の手引き(乗船前準備や船上作業・生活方法に関する経験者からのアドバイス集)>>こちら

お問い合わせ

J-DESCサポート
海洋研究開発機構 横浜研究所内
E-mail: infoの後に@j-desc.org
Tel: 045-778-5703

募集情報

募集情報

募集分野

制限なし

応募>>こちら
応募用紙の記入方法>>こちら

募集〆切

2016年10月1日(土) 締め切りました

Information Webinar

September 16, 2016, 3:00-4:00 pm EDT
(日本時間 2016年9月17日 午前4時-5時)

To learn more about the scientific objectives of the expedition, life at sea, and how to apply to sail, please join us for this web-based seminar.
To participate in a webinar, you need access to the Internet and a computer with a microphone and speaker capability or a telephone. To register, click on the link below. After registering, you will receive an email response with instructions on how to join the webinar.

Information Webinar registration  for Exp. 372 >>
https://attendee.gotowebinar.com/register/2062111345283559172

注意事項

応募する方は全員英文CV、さらに在学中の場合は指導教員の推薦書が必要となります。
修士課程の大学院生の場合は乗船中の指導者(指導教員もしくは代理となる者)が必要です。

船上レポート

最終更新日:2018年1月12日
※日付は日本時間

レポートインデックス

レポート4(2018年1月2日)>>The final cruise report of Expedition 372:X372掘削の終焉
レポート3(2017年12月30日)>>JRのビッグイベント
レポート2(2017年12月16日)>>航行中と掘削開始まで
レポート1(2017年12月6日)>>The beginning of expedition 372, the 2 weeks transit is awaiting

レポート4:The final cruise report of Expedition 372:X372掘削の終焉

2018年1月2日

After the Christmas, we moved to the next drilling site for the deepest drilling in this expedition. However, the storm is on the route passing the drilling location on Dec 28th. We face the heavy wind and strong currents (the wave height is over 8 meters). The sea horizon is just as high as your eyesight (Figure 1). The drilling operation and Logging While Drilling teams suspend the drilling and logging in such critical situation. We resume the drilling in 24 hours and the sunset outside looks like another world (Figure 2). During the time waiting on weather (WOW), the co-chief revised the drilling schedule and we will move to the next site for downhole measurements when we reach the target depth.

クリスマスの後、この航海で最も深い深度となる掘削サイトへと到着しました。が、嵐が到来し、一日中船が大きく揺れていました。波は私たちの目線の高さにまで膨れ上がり(写真1)、最大8mを超えていました。結果として掘削オペレーションや掘削同時検層のチームは掘削を中断せざるを得ない状況となりました(WOW=Wating On Weather、略してwow)。
24時間の待機のあと、天候は回復しました。その後の夕日はとてもきれいで、まるで別世界(写真2)。
WOWingの間、コチーフたちは掘削スケジュールを変更し、船は次の坑内計測のためのサイトへと先に向かうことになりました。

Figure 1:写真1

Figure 2:写真2

The onboard scientists did not spend their time for waiting. We keep processing the logging data and learning the new skill on JR. For example, the onboard technician, Arron is showing us the scanning electron Microscopes (SEM) and how to operate this machine (Figure 3). We are glad to find this table-size; handy machine is made in Japan.

乗船研究者たちはその間、ただ待機しているわけではありません。待機期間にはロギングデータの処理や、新たなスキルを日々学んでいます。テクニシャンのアーロンは走査型電子顕微鏡(SEM)の使い方をレクチャーしてくれました。写真3がテクニシャンのアーロンです。

Figure 3:写真3

There is a logo competition on this expedition (Figure 4). We hold the logo press party when the winner comes out. Paula Rose, the onboard inorganic geochemist is helping trim the logo (Figure 5) and showing to us how good it is with Satoko (Figure 6)

また別の日にはロゴのコンペがありました(写真4)。投票でTシャツにプリントするデザインを決めます。優勝は⑤番のロゴ!Tシャツプリントパーティでは無機地球化学者のポーラがロゴをカットするのを手伝っています(写真5)。写真6はポーラと聡子が出来上がったTシャツを見せてくれているところです。

Figure 4:写真4

Figure 5:写真5

Figure 6:写真6

The New Year is coming!! In the earliest place to greet New Year 2018, we prepare the new year ball (Figure 7) to drop on the bow (せんしゅ_船首).

そしてついに新年がやってきました!!新年にむけてニューイヤーボールが用意され、カウントダウンとともに船首へ向けて落とされます(写真7)。

Figure 7:写真7

We greet the first dawn of 2018 on JR (Figure 8) with the finished drilling in the last site. However, the onboard scientists still work as the team to finalize the expedition report. There is no time for rest until the disembarkation (Figure 9).

乗船研究者たちはチームごとにまだまだ作業を続けていて、この航海のレポートを書き、修正を重ねているところです。ゆっくり休める時間は下船までお預けのようです… (写真9)

Figure 8:写真8

Figure 9:写真9

Sonata Wu, Satoko Owari, and Hiroaki Koge on JR, New Zealand
(English version made by Hung Yu Wu, Japanese version mad by Satoko Owari, Photo credited by Hiroaki Koge)

レポート3:JRのビッグイベント

2017年12月30日
尾張聡子(千葉大学 大学院生)

千葉大学の尾張です。
いよいよクリスマスシーズンがやってきました。もちろん船の上でもクリスマスムード全開で、カンファレンスルームにはクリスマスツリーと暖炉が設置されています。年末のクリスマスや年越しなどの予定が詰まっているため、みんなビッグイベントに向けてワクワクしながら過ごしています。みんなクリスマスを先取りして、サンタ帽子をかぶって作業している人もいます。ジオケミストのポーラとジオケミテクニシャンのアーロンはクリスマスが待ち遠しいのか、非常にかっこいい姿で作業しています。

25日には各国から持ち寄られたクリスマスプレゼントの交換会が行われ、自分のプレゼントをあげる人はくじで決めます。自分のプレゼントをあげる人の名前を書いてクリスマスツリーのところへ置いておきます。クルーや研究者に秘密のサンタさんからのプレゼントもあります。

クリスマスショー当日はクリスマスキャロル隊がブリッジデッキやリグフロアー、エンジンルーム、クリスマスショーの中で歌います。私たちの航海のタイトルにはCreeping Gas Hydrateという名前が含まれているため、Creepy コーラス隊と呼ばれていました。
また練習はシフトが終わってから行われるので、歌っている最中に寝落ちする研究者もいましたが本番は大成功!!!みんなとっても喜んでくれました。なんといってもクリスマスキャロルの歌を替え歌にして「もっとコアを掘らせて!もっとスクイーズさせて!アップルクランブル(おいしい甘いデザート)今すぐ持ってきて!7時間のミーティング長すぎ!」というような要望が歌詞に込められていたので、かなりうけていました!

クリスマスショーでは毎年誰がサンタさんになるかは当日まで知らされず、キャプテンの感動のスピーチの後に、サンタさんが初めてお披露目されます!
なんと今年のサンタさんはハワイから来たグレッグサンタさん!!登場するやいなや女の子たちからのキャーキャーした黄色い声がすさまじく、大人気のグレッグサンタさん。 トナカイ役はスーザンです!非常にかわいくてこちらも大人気!

サンタさんは二人の小人(リアとブランドン)もつれてきました。あまりの完成度の高さに一同大爆笑!

サンタさん登場の後にはフィリピンのクルーたちのクリスマスソングや美声を持つ男性研究者のソロのクリスマスキャロルが披露されました。美声の持ち主はマイケルとデイブです!練習の時に彼らの声があまりにもきれいだったため、急遽プログラムに追加されました。女性陣はコーラスに回ってクリスマスの厳かな雰囲気を醸し出します!

ちなみに私もアシスタントラボオフィサーのリサと一緒に歌を歌いました(クリスマスと全然関係ない曲です)!

ショーの最後にはグレッグサンタさんからクリスマスプレゼントを受け取って一緒に写真を撮れるというオプションが付いていて、みんなプレゼントと主にサンタさんの膝に座って写真(無料)を撮ります。

サンタさんにキスするダビデ研究員

サンタさんいわく、「This is my job!!!(無料)」とのことでした。
最後に女の子たちとサンタさんとぱちり。
サンタさんすごく楽しそう。。。。

実は私がくじで引いたプレゼント交換の相手がグレッグサンタさんだったのですが、サンタさんはプレゼントを開けると、私が送り主だと気づいてくれました!ということで一緒に記念写真をぱちり。

夕食は寿司パーティ!久しぶりの醤油テイストに涙が出そうになりました。もはやお醤油とわさびがおいしかったです。(ちなみにJRには醤油が常備されているようです)

クリスマスの次は新年のイベントが待っています!この航海はビッグイベントが盛りだくさんで、船の上とは思えないくらい充実した生活を過ごしています。

レポート2:航行中と掘削開始まで

2017年12月16日
高下裕章(東京大学 大学院生)

11/26に西オーストラリアのフリーマントルに到着、12/1に出港してからはおよそ2週間の移動を経て、待ちに待った掘削が始まっています!本航海は LWDでの掘削がメインです。通信装置も備えているため、一部のデータがリアルタイムで表示されます。これが結構興奮します。おお!密度がどんどん…!とか、そんな感じです。今回は航行中と掘削開始あたりの感じをお伝えします。

はじめに航行中の様子です。何日もかかってニュージーランドにたどり着きました。

写真1: ニュージーランド、クック海峡。

航行中、ミーティングは毎日行われました。また、サンプリング技術をはじめとした講習会も実施されました。EE workshopではロギングエンジニアのClayさんの指導に従って、簡単な回路を組み立てながらLWDなどに組み込まれているセンサーの基本的な仕組みを学ぶことができました。

写真2:きちんと動いた回路にマイケルは満足気。

また、暇な時間にはイルカ、サメ、クジラ、ふたご座流星群と様々なものを見ることができました。流星群の時にはジェミニ、サザンクロスなどの星の名前が普通に飛び交っていましたが、聖闘士星矢や北斗の拳で知っていたのですぐわかりました。なんでも役に立ちます。どれもこれも本当に一瞬でしたので写真はありません…。

写真3:海底。カメラの解像度が高くて驚く。魚もくっきり。

待ちに待った掘削開始のシーン。高解像度のカメラでドリルビットを突き刺すところを確認します。この時はLWDでクリープしている海底地滑りとメタンハイドレートの層を掘りました。

写真4:水圧で小さくなったカップ。

深海から帰ってきたカップです。 Education Officerのお二人 、ErinさんとStephanieさんが企画して、カメラに取り付けられていました。人によっては2個ぐらい描いていたので結構な数があります。

 

レポート1:The beginning of expedition 372, the 2 weeks transit is awaiting

2017年12月6日
Hung Yu (sonata) Wu(海洋研究開発機構 技術研究員)

After 12hours flight, we arrived Fremantle, West Australia to start our journey, IODP Expedition 372:Creeping Gas Hydrate Slides & Hikurangi LWD (Figure 1). Due to the five days port call in Fremantle, we arrange our science groups on the JR (Figure 2), know the places we call home in next six weeks. Unlike other expeditions, we can go out JR for the further scientific discussions in the lovely downtown Fremantle (Figure 3).

Figure 1: JR at Victoria Quay, Berth D, Fremantle, Australia. (Ms. Owari and Mr. Koge)

Figure 2: Science party presentation.

Figure 3: Onshore science discussions.

It is the great surprise that we found the “Shirase” the Antarctic exploration research vessel of Japan stayed with us in the same harbor. There is so many projects to help people to discover the beauty of Earth.

In order to comply with New Zealand’s new biofouling regulations, we have to out to anchorage to have the ship’s hull cleaned in 48 hours. This is the new experience for JR and onboard scientists(Figure 4).

Figure 4: Hull-cleaning vessel.

Now we are heading to the first drill site in full speed (Figure 5). The drilling will be started in a week before Christmas.

Figure 5: The moon with JR in the southern hemisphere.

報告書類

  • プレクルーズトレーニング
    開催期間:2017年8月22日~23日
    開催場所:高知コアセンター
    開催報告:PDF
  • 乗船
    乗船期間:2017年11月26日~2018年1月4日(予定)
    乗船報告:
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